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刀祢 いくみさんの部屋 | 4月活動報告

『フォレスタイル』の仕事について

​今回は、私が主に携わっている村の振興事業『フォレスタイル』の仕事について、報告したいと思います。
フォレスタイルは、国内産の木材をふんだんに使って家を建てたいと願う街の人と村の工務店さんたちとをつなぐ役割をしています。
もちろん、村でもフォレスタイルを介して建築していただいたお客様はいらっしゃいますが、多くは近隣の市町や遠く名古屋市をはじめとする愛知県内各所など広範囲に渡ります。

本来であれば、巡り会う可能性は限りなく少ないお客様とつながる最初の接点、それはインターネットです。
最近では、生活のあらゆる場面でネット検索をする機会が増えています。
何か分からないことがあれば、調べたいことがあれば、様々な情報を得られます。
マイホームを考える今どきの30~40代ご夫婦にとって、ウェブ検索からはじまる家づくりは、ごく自然に受け入れられているように感じます。
先日、こうしたウェブでのリサーチ力が発揮されて、生まれた素敵な出会いから建築されたお住まいにお邪魔する機会に恵まれました。

家主様ご夫婦には、全介護を必要とするお子様がいらっしゃり、家づくりには特別な思い入れがありました。
今はもちろんですが、10年後も20年後もご家族が明るく快適に暮らすことのできるお住まいを希望されました。
とはいえ、住まいづくりにおいても、介護という面においても分からないことばかりです。
そのような要望に応えてくれる建築事務所を探すべく、インターネットを駆使されたそうです。
たどり着いたのが、フォレスタイルの登録建築事務所のひとつというご縁で、今回村の工務店が家づくりをお手伝いすることになりました。

お客様のお話を伺っていて感じたのは、「住まい手」と「つくり手」の思いが見事に積み重なり幸せな家づくりが実現したということでした。
建築事務所にはこれまでの経験と知識があり、お客様には見えていないところにも目が行き届いていました。
機能の面だけではなく、デザインや雰囲気など感覚的なものも合致するところが多く、全面的に委ねることができたそうです。
家づくりは、暮らしづくり。
住まう人がどのような暮らしをしていくか…その第一歩をお手伝いする建築という仕事の一端に関われていることを幸せに思います。
当初は、特に希望されていたわけではないものの、東白川の工務店とつながったことで、木がふんだんに使われたお住まいになったと喜ばれていました。
木の温もりが感じられる空間を好まれる方はたくさんいらっしゃるものの、なかなか実際の住まいづくりに取り入れられにくい現実があります。
良質な木材がたくさんあるのに、その魅力が伝わることなく埋もれてしまっているのはもったいない限りです。
「届けたい人」と「受け取りたい人」を橋渡しできればと思います。

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