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刀祢 いくみさんの部屋 | 5月活動報告

お茶摘み&お茶作り体験イベントを開催しました

5月の終わり、街からのお客様をお迎えし、お茶摘み&お茶作り体験イベントを開催しました。
ことのはじまりは、村の工務店さんより「村の魅力を広く外の方々に伝えるべく、四季折々の村の自然を、恵みを味わってもらおう」という提案からでした。

この時期、東白川村を彩るのはみずみずしい新緑のお茶畑です。
そこかしこでお茶摘み、お茶刈りする風景が見られます。
村の人にとっては、生活の一部もしくは仕事ですが、街の人にとっては、なかなか経験できない貴重な機会です。
自分で茶葉を摘んで、お茶を作って飲んでいただく、そんな時間をご提供できたら、きっと思い出に残るひと時になるだろうと企画しました。
青く澄み切った大空のもと、強い日差しを直に受けながらも、ご参加者のみなさまは我を忘れて茶葉を摘んでいました。
雨が心配されていたものの、予想が外れ夏を思わせるくらいの暑さで、額には汗が光ります。
疲れていないか、退屈していないか、こちらが案ずるのをよそに、声を掛けてもまだまだ続けられそうな熱心さでした。

小さなお子様連れで参加されていたお母さん、子供たちが少し飽きてしまい遊び始めても、全く意に介せず、気づかず没頭していました。
この方は、「お茶摘みをしてみたい!」という思いから、ネットで検索、偶然今回のイベントを発見されたといいます。
同じ岐阜県内にお住まいでありながら、東白川村がどこにあるのか、どんなところなのか全く知らなかったとのこと。
インターネットでつながって、実際に足を運んでいただいて築きあげていく関係は、現代社会を象徴するかたちだと思います。

気持ちの良い汗をかいて体を動かした後は、村の味覚朴葉寿司と滋味溢れる豚汁をヒノキの森で召し上がっていただきました。
食事をしながら朴葉寿司の由来をお話しし、農村の暮らしとともに育まれてきた食文化・習慣の一端を知っていただきました。

お腹が満たされて、いざ自ら摘んだ葉を使ってお茶作り。
今回は、時間をかけず手軽に作ってみようということで、電子レンジを活用しました。
お手伝いいただいた茶匠さんからこの方法を聞いた時、「何だか風情がないなぁ…」と懸念しました。
けれど、お茶葉をレンジに入れてチンして出来上がりというわけではなく、何度も熱を入れては手で揉んでを繰り返すなかなか根気のいる作業で、文明の利器の力を借りながらも、「自分で作った」という満足感を得られたようです。

何より印象的だったのは、若干2歳のお子様が、それはそれはおいしそうにマイ緑茶を飲んだ時の表情でした。
普段は麦茶しか飲んだことがなかったそうです。
はじめての緑茶にして、手作り、今日の日のことは記憶に残らないかもしれない。
けれど、お茶好きな子に育ってくれたらと密かに願いつつ…お迎えする方も、お越しいただいた方も、双方満足のいくイベントとなったことに喜びを感じました。

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