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刀祢 いくみさんの部屋 | 6月活動報告

“東京東白川クラブ”の総会に参加してきました

6月のある日曜日、東京および近郊に暮らす東白川村出身者で構成されている村人会“東京東白川クラブ”の総会に参加してきました。
結成されてから 60周年を迎える節目の年、お祝いの席に私が所属している村の太鼓チーム“桧茶太鼓”が演奏依頼を受け、招待されたのがことのなりゆきでした。
真夜中の3時半、総勢 20名ほどが村のマイクロバスに乗り込み一路東京へ。
村長さんはじめ、歴代村長さんたちや議長さんなど錚々たる面々、車に揺られ片道6時間ほどかけての大移動。
肝心の太鼓はといえば、別便で運搬してもらいました。
正直なところ、「そこまでして太鼓の演奏は必要なのか!?」との思いもなくはありませんでした。
しかし、そんな疑念も演奏を聴いてくださった村人会の方々の反応で吹き飛びました。
なんと、涙を流してくださる方が続出したのです。

村人会を構成するメンバーの御年からすると、村を離れてからの年数の方が長く、言ってみれば村での思い出はそう多くはないはずです。
けれど、幼き頃に慣れ親しんだ風景は、年を経ても色褪せないものなのでしょう。
今回演奏した曲のひとつに、清流白川の流れをイメージして作られたものがありました。
村を横断する白川の流れを思い出し、子供の頃のことを思い出し、太鼓の音が体に響き渡り、自然と涙がこぼれたとおっしゃっていました。
私はまだまだ未熟者なので、叩くのに必死で、残念なことにみなさんが感激してくださっている表情を見る余裕はありませんでした。
けれど、人の心を動かす演奏に加われたこと、ただそれだけでも嬉しく感謝の気持ちでいっぱいになりました。
村に来てから思うこと…世代を越えた交流の機会が多いと感じます。
今回の旅でも、これまで接することのなかった方たちとお話しでき、新たな発見だったり、知恵だったりを授けてもらいました。
印象的だったのが、ホテルでの朝食時のこと。
80 代の男性2名と同席となり、彼らの話に耳を傾けていると、野菜作り談義に花を咲かせていました。
その様子がなんとも楽しそうで、こちらまで顔がほころびました。
隣に座っていた私と同年代の女性のおばあさんがにんじん作りの名人だそうで、
「○○ちゃんのところの△△ちゃんは、まったく上手ににんじん作りなれるで。あれは、毎年同じところに植えるからやで。」
「うちにひょうたんみたいなかぼちゃがなっててな、ちょうどこのコップを3つくらい積んだ大きさやで。スープ用のかぼちゃやそうだで。」

私は都会の核家庭で育ち、野菜作りの話を聞くことも、自分よりずっと先輩の人の話を聞くこともほとんどなかったので、新鮮だし貴重に感じられます。
今年も去年に懲りず、猫の額ほどの畑をお借りし、トマト・パプリカ・キュウリを育てています。
腰が重く、ずいぶん遅れて苗を植えたのでまだまだ背丈も小さいですが、何か困った時、先達の名人たちに相談できるといいなぁと思っています。
その前にイノシシ・サル・シカたちに目をつけられないといいのですが。

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