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刀祢 いくみさんの部屋 | 11月活動報告

言葉で“伝えること”の難しさと、大切さと、素晴らしさとを噛みしめた朗読会

今月は、人生で初めて挑戦した朗読会について報告したいと思います。
言葉で“伝えること”の難しさと、大切さと、素晴らしさとを噛みしめた経験でした。
朗読の題材は東白川村の人たちの戦争手記、読み聞かせ・ボランティアサークル“夢風船”のみなさまが戦後70年の節目として企画され、村の3つの集落でリレー開催したものです。
「読み手として若い人にも加わって欲しい」という熱い思いから一員として誘っていただきました。
“戦争…”それは、私にとっては教科書やテレビから得た情報を“知っているだけ”であり、実感を伴わないものです。
恐ろしいものであり、人間を人間でなくすものという抽象的なイメージしか持ち合わせていませんでした。
月日を遡り今年の3月、朗読をするにあたり少しでも戦争を肌で感じられるよう村で戦争を体験した方々から直接お話を伺う機会を設けていただきました。
どの方も、感情を高ぶらせることなく、それは淡々とお話ししてくださった…というのが率直な感想でした。
内容はといえば、現代の平穏無事な世の中で暮らしている私には想像も及ばないようなものばかりでした。
自ら負傷して病院に担ぎ込まれて、看病してもらえるものと思っていたら、傍らで亡くなった人を運搬せよと命ぜられたこと…。
食べるものはわずか、くる日もくる日も空腹に耐え、睡魔と闘いながら荒野を歩いたこと…。
あまりに自分とかけ離れた体験のため、身に引き寄せて考えようとしてもできませんでした。

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