A4判サイズのような小さな紙芝居用枠

2021/07/11 紙芝居

フレーベル館が発行しているアンパンマンかみしばいを舞台を使って上演しよう。

フレーベル館が発行しているアンパンマンシリーズの紙芝居(縦195ミリ×横284ミリ)で利用できる紙芝居舞台を製作して欲しいとの依頼が時々あります。
でも、小さな紙芝居に合わせた枠(舞台)を作成すると、益々見える画面が小さくなります。それに、せっかくご購入いただいても、アンパンマンシリーズにしか紙芝居枠が利用できません。
そこで、当店で販売しているB4判紙芝居用枠を利用して、アンパンマンの紙芝居を上演する工夫を掲載します。
メリットとしては、
・アンパンマンの紙芝居だけでなく、図書館で貸し出ししている標準的な紙芝居にも枠が利用できること。
・小さな紙芝居の画面がすべて見ることができること。
デメリットとしては、
・アンパンマン紙芝居を取り付けるための厚紙の加工が必要なこと。
・厚紙の加工が紙芝居の枚数分(約12枚)必要となり、余分に余分なお金がかかること。

 

アンパンマン紙芝居

当店で販売しているB4判紙芝居用枠に厚紙でアダプターを作り、アンパンマンの紙芝居を入れると、写真のようになります。
枠に入れた芸術作品のように見えますね。
では、このアダプターの作り方です。

100円ショップダイソーでコーナーシール(写真をアルバムに貼り付けるときに利用する三角のシールです。懐かしい)を購入する。
また、100円ショップで厚紙美濃判(板目表紙美濃判)を購入5枚で100円。
3袋あれば15枚だから300円。
コーナーシールが100円と厚紙代300円の合計400円。税込み440円で完成。

厚紙美濃判をそのまま利用してもいいのですが、抜き差しがしやすいように、紙芝居でいえば縦、厚紙でいえば横273ミリを1㎝ほど短くカットします。したがって、厚紙でいえば横が263ミリになります。
 

紙芝居を一枚厚紙にのせます。
厚紙の右端から45ミリ、下から30ミリの位置がいいと思います。
えんぴつで、紙芝居の輪郭を薄くなぞり、線を引きます。
紙芝居の裏面(文字の面)が見えるようにするために、
厚紙の右側から70ミリ、下から50ミリ、
右から310ミリ、下から200ミリの位置に長方形を書き、切り抜きます。

裏から見ると、写真のようになり、文字面が見えます。
同じものを、紙芝居の枚数分つくります。
一枚作れば、それを基にして、作れるのでそれほど時間はかからないと思います。
紙芝居の四隅にコーナーシールを取り付けて、それを厚紙に先ほど書いた紙芝居の輪郭線に沿って貼り付けます。
これで完成です。

コーナーシールがない場合は、厚紙に書いた紙芝居の輪郭線の四隅の、縦横15ミリぐらいの位置を斜めに切込みを入れて、紙芝居の四隅を差し込むようにしても、いいかと思います。当然紙芝居の四隅が縦横15ミリほど見えません。

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