カテゴリメニューはこちら

河原 知子さんの部屋 | 2023年1月活動報告

1月

○CATV

・左義長取材
・1/2967の物語「私の思い出」「死線を越えて」

・左義長取材

1月8日左義長の取材に行きました。
小さい頃地元のどんど焼きに参加した事があり、その時は神社で焚き火をして、書き損じを燃やしてお餅を焼いて食べました。そのため大体そんな感じかなーと考えていたのですが、思っていたよりずっと大掛かりで派手な行事でびっくりしました。長ーい竹に風船や万国旗で飾り付けをし、爆竹や竹の破裂や獣避けのロケット花火で大きな音を立てて、大人も子供も大騒ぎの楽しい日でした。
左義長は全国的に行われていますが、それぞれの地域で色々な特色があるようです。私が参加した曲坂の左義長で、地域の方々が「一年で一番楽しい行事」と笑顔でおっしゃっていたのが印象的でした。

・1/2967の物語

「私の思い出」は、昔村で盛んだった養蚕と作者の家族や村の思い出話です。
2021年、村で最後の養蚕農家が廃業され、もう今では見る事が出来なくなった養蚕。その様子が、作者の子供の頃の思い出と共に丁寧に描かれています。
個人的に一番響いた部分が、「たまにかすりの糸が入っていると嬉しかった」という一文です。かすりの糸と言うのは、手間のかかる染め方をした糸の事です。柄の入った着物が高価だった時代に、少しでも柄の入った着物でおしゃれをしたい。そんな小さな女の子だった作者の気持ちが伝わってきて、読んでいる私もわくわくした嬉しい気持ちになりました。


「死線を越えて」は、50年近く前に書かれた物語です。作者は戦時中満州へ開拓団として渡り、村から遠く離れた所で終戦を迎えました。
この物語では、敗戦直後の様子や気持ちが率直に書かれています。
戦争の話というと、今とはかけ離れた生活や価値観の事柄が多く、なかなか実感がわかないことがあります。しかし、今回のお話の作者は、実は以前1/2967の物語に出てくださった方のお母様です。作中に出てくる小さな男の子がその方だった、という事を知った時、この物語はぐっと自分に近いものになりました。

「私の思い出」は白寿42号、「死線を越えて」は白寿7号に掲載されています。白寿は図書室で御覧いただけます。どちらも2月にほっと茶んねるにて放送予定です。是非御覧下さい。

○織

・金沢ギャラリートネリコで個展
この度ご縁がありまして、金沢ギャラリートネリコさんにて、個展をさせていただくことになりました。

ただでさえ雪国の金沢ですが、なんと10年に一度の大寒波の週に展示会が重なり、作品の搬入は車で行く予定を電車に変更、作品は郵送することに。
泊まる予定だった宿からは「水道管がこの寒さで破裂して復旧まで営業が出来ません」と言われたので別の宿を予約。その後岐阜駅に向かい、金沢行きのしらさぎにどうにか乗り込みました。時刻は夕方で、本来ならもう作品を展示し終わっている頃なのですが、この時点で作品も私もまだ金沢に着いてすらいません。

大変スリリングな幕開けとなりましたが、何とか一日遅れで開催に漕ぎ着けました。

展示してみると、自分が気に入らなかった点が良く見えたり、良いと思っていた点がむしろ反省点になったり。視点が変わると見え方も変わってきます。
展示して初めて見えてきたことがあり、お客さんが入る前から勉強になりました。初日は岐阜に帰らなくてはいけなかったため、残念ながらほとんど在廊できずお客さんともあまりお話できませんでしたが、最終日はずっと在廊して見学に来てくださった方をそっと観察したりお話をすることが出来ました。

今までの制作は、どこか自信がなく「こうしないといけない」という何かに囚われていましたが、手が動くのに逆らわずのびのび作った作品を、良いと言ってくれる人が居るのを知ることが出来、ふっと楽になりました。

またこつこつ織って行きたいと思います。

展示会風景(写真:展示している作品)

個人のページへ戻る

活動報告書

このページをSNSに共有する

ページの先頭に戻る

文字サイズ

色の変更

閉じる