カテゴリメニューはこちら

河原 知子さんの部屋 | 2024年1月活動報告書

大寒 水沢腹堅 さわみずこおりつめる

一年で一番寒い時期になりました。私は最近、朝掃除をすることを習慣化しようとしていまして、朝から家じゅうをほうきで掃いています。気温が零下を下回る日でも、汗をかいてきてポカポカします。朝から汗をかくのはとても気持ちがよく、その上部屋もきれいになるので、寝坊しなかった日は掃除をしたいと思います。

暦くらす

2月に行う予定の「暦くらす味噌作り体験会」が、大人気ですぐに満席になりました。だんだん村の皆様に周知していただけるようになり、とても嬉しく思います。この暦くらすの取り組みは、美しい村づくり委員会が2年間を通して行う計画で開催しており、来年度も引き続き行う予定です。村の暦の行事を残すため、伝えたい人、知りたい人をつなぐことを目的に委員会が始めたこの取り組みですが、村の方同士集まって昔ながらの行事をしていると、「どんな作業も、一人では大変だけれど人が集まったら楽しくできる」という、”てまがえ”や”ゆい”のような空気になってくるのを感じます。もちろん、体験会の作業量は昔の人の100分の1にも満たないかもしれませんが、少ない量をみんなでやればそう大変ではないという事は、当たり前のことだけれど良い発見でした。昔の形そのままに行事を残していくことは難しいかもしれませんが、地域のコミュニケーションのきっかけとして、小さく残していくことはできるのではないかと感じました。

美しい村づくり委員会

第81回美しい村づくり委員会はゲストスピーカーをお呼びして、学び合いの会を開催しました。白川町黒川にて「暮らすファームsunpo」を経営なさっている児嶋さんにお越しいただき、里山での暮らしと仕事と移住についてお話していただきました。児嶋さんがなぜ移住したのか? なぜ黒川なのか? 具体的にどんなことをしているのか? 気になった方は自治会長配布冊子の中にあります「美しい村づくりだより」をご覧ください。

機織り

1月27日〜2月4日、神戸の塩屋にあるギャラリー、yamneさんにて展示会を開催させていただけることになりました。塩屋は、明治時代に建てられた洋館が残る、のんびりした住宅地です。元は漁村だった山を削ったところなので、ぐるぐると入り組んで迷路のようです。阪神淡路大震災の影響が少なかったエリアのため、歴史的な建物や、昭和住宅が多数残っており、ノスタルジックな雰囲気が漂っています。この塩屋、最近おしゃれなお店や面白い活動をしている場所が増えてきていて、今注目されているそうです。

 展示会開催をお声がけくださったギャラリーyamneさん、職場の皆さまのご理解や私の作品に興味を持ってくださる皆さまのおかげで展示会開催の運びとなりました。本当にありがとうございました。

 私の行っている織の活動と地域を活性化させる「地域おこし」の活動は、直接繋がっているわけでは無いかもしれません。しかしどちらも土地の条件や人口に左右されつつも、結局一番大切なのはそこに住む”人”との関りだなと感じます。芸術やデザインは、以前は都市部のものというイメージでしたが、現在は社会のコミュニケーションを円滑にするものとして都市に限らずさまざまな場所や場面で関係性を作る手助けをしていると今回感じました。自分が今までしてきた活動やこれから行っていくことも、こういったキッカケの場づくりや、交流の場として機能したら嬉しいです。

個人のページへ戻る

活動報告書

このページをSNSに共有する

ページの先頭に戻る

文字サイズ

色の変更

閉じる