4月は、地域で生産された農産物を日々の流通へとつないでいくことを軸に、給食センターへの納品、直売所への出荷、配達業務を行った。
湯の花市場への出荷では、納品に加えてラベル貼付や陳列までを自ら行い、実際にお客様の目に触れる状態を意識した売り場づくりに取り組んだ。並べ方や配置によって印象が変わること、手に取りやすさがそのまま購買につながることを現場で感じながら、売り場の状況に応じて配置を試行した。限られたスペースの中で他の出品物とのバランスも見ながら整えていく必要があり、周囲との関係性の中で売り場が成り立っていることも実感した。日によって売れ方や減り方にも差があり、その変化を見ながら次の配置を考えることも含めて、流通の最終段階に関わる難しさと手応えの両方を感じる時間となった。
その後、月末には可児市のとれった広場へ配達を行い、受入の流れやタイミングに合わせて納品を行ったのち、湯の花市場へと向かった。それぞれの施設ごとに搬入の動線や時間帯、受入時のやり取りに違いがあり、実際に配達を行うことで見えてくる差異を感じながら対応した。こうした一日の移動と作業の積み重ねの中で、複数の現場のリズムを踏まえながら動くことの難しさと同時に、それらをつないでいく役割の重要性を改めて感じている。
一方で、「みんなのおやま」においては、学童保育との関係づくりに向けた開拓を行った。現地での様子を見ながら話を重ねることで、これまでとは異なる文脈の中で地域との関わり方を探る時間となった。日常の流通業務とは異なる時間の流れの中で、場の空気や関わる人々の距離感に触れることができ、活動の幅について改めて考えるきっかけにもなっている。