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東白川村の文化財

無形民族文化財

越原(おっぱら)神社の神楽獅子(かぐらしし)

越原神社の神楽獅子

指定番号 東白川村指定無形民俗文化財第2号
指定年月日 平成5年(1993)1月11日

保持団体 越原神社神楽獅子保存会

内容
種別 雌獅子の舞
曲目 5曲
道行き
宮入り
剣の舞
かやの舞
幣の舞
編成 獅子頭 2
横笛 3
太鼓 1
連中 8入
 神楽獅子は東白川村の数少ない郷土芸能として栄えたが、大平洋戦争の終結を境に衰退した。この神楽獅子は戦後復活した獅子舞の1つで、舞の系統は東三河系である。

 その発祥は詳らかでないが、文政年間に当時天領であった加子母村から移入したと伝えられる。活動がはなやかなりしころは祭典の余興に「獅子芝居」を演じたこともあった。

 舞は、黒紋付の衣装に雌獅子の獅子頭をかぶり、素手、または鈴、弊を持って舞う。落ち着きのある優雅な舞である。

 神社の祭礼の当日は、連中が黒紋付の着流し姿に鳥追い笠を被って勢揃いし、笛と太鼓の軽快なリズムに乗って、神楽輿を担ぎ、「道行き」を演じながら、獅子を先頭に参道へ繰り込む。やがて、社殿正面に設けられた演舞場で獅子舞が奉納される。

 伝統芸能を復活しようという機運が高まったころは、同好者によってグループを結成し、神社の祭典に獅子舞を奉納するだけでなく、正月に氏子の家々を巡回して迎春の幸せを祝うこともしていた。そして、昭和48年(1973)、正式に「越原神社神楽獅子保存会」を結成し、その維持保存に努め、現在に至っている。

 なお、越原陰地松岡勝氏方に獅子芝居の台本が保存されており、その内容は次のとおりである。

「鈴木主水」「傾城阿波の鳴門」「恋飛脚大和往来」「権三と助十」「関取千両幟」「神霊矢口渡」「仮名手本忠臣蔵三段目」「仮名手本忠臣蔵七段目]
保存会連中 (平成13年11月現在)
保存会連中
代表 島倉玄治
庶務会計 松岡正道
安江勇夫、小林 博・安江雅次、松岡正道、北村朋晴
太鼓 安江透守、安江八郎
嶋倉玄治、安江章吉、松岡勝、田口房国、安江一朗
獅子芝居台本を入れた箱の銘文
[蓋の表面]
昭和三年十一月御大典
御神樂對本籍
下 区 若 連

[蓋の裏面]
獅子芝居役者
藝名
桂川 健治 尾上健之介
桂川  實
松岡 政夫
片岡實之介
片岡政太郎
松岡 和夫
松岡 安一
片岡 和奴
尾上 安造
有賀宮一郎
安江 徳一
片岡宮之介
片岡徳之介
田口重太郎
安江 武夫
片岡重太郎
片岡 武昇
笹俣 熊蔵
安江  登
片岡熊太夫
片岡登之介
過去の神楽連中
昭和15年(1940)9月26日現在
 安江 清(黒淵)         松岡 弘(陰地)         末次 和(日向)
 桂川 信二(栃山)    青木 正(日向)    安江甲子夫(大明神)
 安江 努(日向)    伊藤 吾郎(陰地)    桂川 實(陰地)
 安江 勤吾(陰地)    松岡 政夫(陰地)    今井 大(日向)
 安江 市介(栃山)    安江 登(曲坂)     

昭和32年(1957)
 松岡 弘(陰地)         松岡 勝(陰地)         松岡 進(日向)
 今井 大(日向)         安江要四郎(日向)    安江 八郎(日向)
 安江 努(栃山)         小林 博(陰地)    桂川 勇吉(日向)
 松岡 重治(栃山)         安江 進吾(陰地)  
越原神社

越原神社の神楽獅子

越原神社の詳細は「越原神社の大スギ」の項を参照のこと。

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