つちのこフェスタ
5月は村の一大イベント、つちのこフェスタで幕が開きました。私は「つちのこ本気捜索」と、「マスつかみ」の担当でした。
みんなで協力して資材を搬入したり、息をあわせてテントを設置したり、マスつかみ会場のヤナギを伐ったり…と、役場をあげて準備から運営、片付けをすることで、普段の業務では接点の少ない部署の人とも交流できて、とてもよかったです。
本気捜索会場への移動中には、村外から来訪された方から、参加のきっかけや感想などを直接聞くことができました。
今後のつちのこフェスタ
つちのこフェスタも回を重ね、イベント内容も確立している感があります。しかし、引き続き参加者を引きつけていくには、ときには新しさも出していく必要があるというお話も聞きました。
個人的には、せっかく村外からたくさんの方がいらっしゃるので、村民の方と来訪者が直接交流できるような仕掛けができたらすてきかもしれないと思います。
例えば、村で事業や趣味の活動をされている方が、体験活動などを提供できるコーナーなどもひとつのアイデアとして考えられます。村民の方と来訪者が直接交流することでつながりができ、将来的に再び村を訪れてくれたり、引き続き商品やサービスを購入してくれるきっかけになったりするかもしれません。
つちのこフェスタはすでに盛りだくさんなイベントなので、さらに新しい要素を入れるとなると場所の問題などもあり、なかなか難しいかもしれませんが、なにか他にもよいアイデアがないか、常にアンテナを張っておきたいと思いました。
茶摘みシーズン到来!
5月は一番茶のシーズンということで、名古屋葵大学中学校の茶摘み体験や、在来種の茶摘みのお手伝いをしました。中腰の作業はなかなかきついですが、生のお茶の香りや、茎が上手にポキッと折れたときの感触はなかなかクセになりそうです。
こんなすてきな茶摘みの風景ですが、近年では担い手も減って、手入れのできない茶畑も増えているということも学びました。
在来種の茶摘みでは、「ぎふの田舎へいこう!」というグリーンツーリズムの仕組みで、村外からのボランティアのみなさんにもご協力いただきました。定年退職後、子育て後のライフワークとして参加されている方や、農作業や移住に興味のある方など、お茶を摘みながら、いろいろ興味深くお話をうかがうことができました。
都市部に住んでいる方のなかに、農作業ボランティアを楽しみにしている人が結構いるのだなということが印象的で、そうした町のニーズと村のニーズをうまくマッチングしていけるとよいなと可能性を感じました。
枝打ちをしながら、森の自然と出会う
今月の緑化少年団の活動は、「枝打ち」でした。
最初はトゲのあるサルトリイバラにおっかなびっくりだった生徒さんも、次第にノコギリで枝を切る作業に集中していき、作業後は森の中がすっきりと気持ちよくなっている様子を実感していたようでした。
林業のプロセスへの理解を深めるだけではなく、鳥の巣をみつけてその精巧さに感嘆したり、かわいらしい小さな二ホントカゲやカナヘビをつかまえたり、貴重な学び・体験の時間となりました。
名古屋でも大人気の朴葉寿司
5月30・31日には、名古屋市の金山総合駅で「岐阜県観光物産展 in 金山駅」が開催され、東白川村からは白川茶屋さんが出店されました。
私は30日に販売のお手伝いをさせてもらいましたが、私にとって販売の仕事はこれが初めてで、見やすい商品の並べ方やわかりやすい声のかけ方など、いろいろ勉強になりました。朴葉寿司や草大福はかなりの人気で、その他の商品も無事完売しました。
お客さんのなかには、知り合いからのおすそわけで白川茶屋の朴葉寿司を気に入り今回買いに来てくれた方や、昔おばあちゃんが作ってくれた思い出の煮豆と同じ味の煮豆を探し求めている方、つちのこに興味津々な方などもいらっしゃいました。
お客さんと直接いろいろなお話ができたことも、楽しく、また勉強になりました。
その他
以上のほか、村の名所や言い伝えを集めた「おもしろマップ」の改訂作業や、放課後こども教室、インバウンド研究会への参加など、盛りだくさんな5月となりました。