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野田 恭子さんの部屋 | 2026年4月 活動報告書

自然のなかで学童保育

春休みの学童保育で、みんなのおやまで遊ぶイベントを行いました。

去年の夏休みの学童保育では、熱中症のリスクが高い季節なので屋内の活動(草木染・工作)を行いました。4月なら熱中症のリスクは低く虫も少ないので野外の活動を提案してみたところ、学童保育内のイベントとして採用していただくことができました。

山での遊びに慣れていないと、「どうしてよいかわからない…」と戸惑うお子さんもいるのではないか? という事前の心配をよそに、木のぼりや「まつぼっくり星人」の家づくりなど、みんなのびのびと楽しんでくれたようでとてもよかったです。

支援員さんからも、「木のぼりしたり野山をかけまわったり、昔にかえったようで楽しいね」という感想を聞かせもらい、一安心。

1時間と短いあいだでしたが、みんな名残惜しそうにしてくれて、次の日も支援員さんとおやまに遊びに行ったというお話をうかがいました。これからも、学童での活動の場としてみんなのおやまを活用してもらえるとうれしいです。

※クリックで写真を拡大いたします。

高校生と母樹林公園で森林トレッキング

東白川村とゆかりの深い名古屋葵大学(旧名古屋女子大学)高校の生徒さんの、森林トレッキングのお手伝いをしました。最近共学になったこともあり生徒数も増えたそうで、300人を超える学生さんを3回に分けて母樹林公園にご案内しました。

まずは大型バスが通れるように道路沿いの木の枝を伐る作業をしたり、また大人数をスムーズに案内するための仕組みを考えるところからはじまりました。

最終的に、20人程度のグループごとに時間をおいて遊歩道にご案内し、ポイントごとに解説者を配置してお話をしたり、木のにおいを体験してもらったりという形になりました。私の担当は、森林と水のお話でした。

最初は、「こんな大人数の案内が果たしてうまくできるだろうか? 」と不安に思いましたが、事前の準備や時間管理のおかげでスムーズに実施でき、生徒さんにも楽しんでいただけたようでよかったです。個人的にも、これまでで経験したことのなかった大人数の自然案内の経験を積むことができました。

みんなのおやまでのイベント

4月19日(日曜日)には、2月に引き続き、みんなのおやまで自由に遊べるイベントを行いました。

バケツにあふれんばかりの松ぼっくりを集めたり、スタッフにロープワークを教わって呼び鈴と表札もあるすてきな隠れ家を作ったり、魔法のステッキを作ってお店屋さんを開いたり…と、みんな思い思いにのびのびと遊んでくれました。

便利なものが増え、ややもすると受動的な活動ばかりになりがちな昨今ですが、枝のないツルツルの幹の木をなんとか工夫して登ろうとしたり、「高い枝にロープをかけるにはどうしたらいいか? 」といろいろな方法を試して最後にはうまくかけることができたりと、意欲や創造性・問題解決力などを育むのに、野外での遊びはとても役立つことなのではないかと思いました。

外で遊ぶことはひと昔は当たり前のことで、一見たいしたことのないことのように思えますが、今の時代、ますます重要性が高まってきているかもしれません。

こうしたイベントで自然のなかで子育てするよさを体感してもらい、子育て世代のみなさんに村に興味を持ってもらうきっかけとなればと思います。

4月22日(水曜日)には自然体験と交流を目的とした「大人の森あそび」を行いました。未登園児の親御さんや、週末に休みをとりにくい人向けに平日に設定しているイベントで、これまで3回開催しました。

参加者からは、「普段はなかなか入らない森の雰囲気を楽しめる」「たき火に興味があるが、一人ではできないのでありがたい」といったご感想をいただいていますが、参加者は毎回1〜2組と小規模です。

それはそれで深い交流ができてよいのですが、より多くの人に参加してもらうために、次回からは少し内容を工夫してみたいと思います。インスタグラムでの広報でも、デザインを工夫したり投稿回数を増やすなどの試みをはじめています。

環境にやさしい林業を、科学的に証明する

適切な管理をしている森林等に与えられる国際的な認証制度・FSC(R)認証について、「適切な管理をしている森林が環境にどのようなよい影響を与えているのか? 」ということを具体的なデータで示そうと、世界自然保護基金(WWF)ジャパン、岐阜大学の先生や学生さんの協力を得て、継続的な水の調査が始まりました。
 
こうしたことが具体的なデータで裏付けられれば、東白川村の林業のよさをアピールしたり、木材の付加価値にもつながると考えられます。
 
今回は、昨年度の予備調査の結果選ばれた十数か所の調査場所で、本格的な調査に必要な水を採取しました。また、継続的に水温を測る装置の設置も行いました。
 
今後は毎月採水を行うこととなっており、大学の先生が不在のときも関係者で水を採取する必要が出てくるので、浮遊物を除くために注射器に0.45μm(マイクロメートル)の細かいフィルターをつけて水を濾(こ)す方法など、採水の方法を詳しく教わりました。
 
調査では、水質や水温の変化から水の動きを調べるほか、水の中に含まれるDNA(皮膚片、糞などに由来)を調べることで、どのような生物がいるかも確認することとなっており、結果が楽しみです。

このほか、放課後こども教室、シルバーリハビリ体操への参加や、つちのこフェスタに向けた草刈り・設営、緑化少年団の準備などを行いました。

緑化少年団は、来年度の義務教育学校の発足に向けて実施スケジュールや内容も見直しが行われる見込みで、村のことを学ぶ郷土学習の一環として効果的な内容にできたらよいなと思います。

写真:草刈りを終えたつちのこ本気捜索会場

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