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野田 恭子さんの部屋 | 2026年5月 活動報告書

つちのこフェスタ

事前に雨が降って準備の日程が変更になるなどしましたが、当日はなんとかお天気が持ちこたえて無事開催されました。

川の増水の影響で河原でのマスつかみも急きょ中止となりましたが、子供用プールを使ってマスをつかんでもらうなど、制限のある中でも参加者の方に楽しんでいただけたようです。

私は昨年同様、本気捜索とマスつかみを担当しました。

写真:マスつかみ

お茶まるけの5月

(※)まるけ:「~まみれ」や「~だらけ」という意味で使われる東海地方の方言。

つちのこフェスタの後は、蟠龍寺(ばんりゅうじ)の在来種茶摘み、名古屋葵大学中学校の茶摘み体験、小学校の茶摘み・手もみ体験など、お茶摘みのイベントが続きました。

名古屋葵大学中学校の茶摘みでは、80名ほどの生徒さんが1時間ほど摘んで約12キログラム集まり、加工するために足りない分は、機械で刈りました。

これまでに整枝作業は何度かしたことがありましたが、摘採については本格的に作業するのは今回が初めてでした。名古屋の中学生にちゃんとしたお茶を届けるために、責任重大です。

茶摘みを行った場所は平坦で初心者には刈りやすかったので少し安心。加工のために足りない分といいつつ、結局は100キログラム以上刈って茶工場に持ち込みました。

茶工場に持ち込んだところ、ベテランのお茶農家さんにばったり出会って、刈ったお茶についていろいろご指摘を受けました。いったいどんなお茶になるのか心配でしたが、工場の方が上手に仕上げてくださって、ベテラン茶農家さんから見ても、そこそこのお茶になったようです。

実際に飲ませてもらったところ、さわやかですっきりしたお茶になりました。名古屋の中学生も、村での思い出とともに味わってもらえたらいいなと思います。

※クリックで写真を拡大いたします。

現場で学ぶお茶づくり

上記のことがきっかけで、プロの茶農家のお茶づくりとはどういうものか学ばせてもらうため、荒茶工場やお茶刈りの作業にお邪魔し、いろいろ教えていただくことができました。

お茶工場では、持ち込まれた茶葉を見ながら適切な摘採の時期や茎の柔らかさなどについて教えてもらったり、揉んだ後の茶葉を触りながら深蒸しと普通蒸しの違いを確かめたりしながら、白川茶生産の現状についてのお話をうかがいました。

また、茶刈りの現場も見せていただきました。2台の可搬式お茶刈り機を動かしながら、収穫袋の配置・軽トラへの積み込み・搬出まで、おどろくほど無駄なく効率的なチーム作業が印象的で、とても勉強になりました。

なんといっても、炎天下での重労働の大変さを実感し、こうした努力のうえに白川茶が成り立っているんだということをまざまざと体感することができました。

役場のイベント以外にも、持ち主の方が管理できなくなった茶畑をお借りして友人たちと茶畑の管理やお茶摘みをしました。埼玉や横浜からの友達が体験・手伝いに来てくれたり、地元のベテランの方が手伝ってくださるなど、世代や地域を超えた交流も生まれて、素敵な時間となりました。

釜炒り・手もみ体験

小学校のお茶摘み・手もみ体験もお手伝いに行きました。
 
去年までは電子レンジを使って加熱し揉んでいたそうですが、今回は講師のお茶屋さんの家に伝わる古い大鍋で釜炒りにしました。
 
火入れで茶葉が変化する様子が直接見える点や、ピロティ(半屋外)で初夏の風を感じながら作業するのは、個人的にはなかなか良いのではないかと思いました。子どもたちも楽しんでくれたようです。
 
休日にも村外から友人たちを招いて、茶摘み・手もみ体験をしてもらいました。

みんなのおやま

今月も、平日の昼間に、みんなのおやまに自由に訪れることのできる会を開きました。事前に何組か参加表明をいただいたのですが、「子どもがお昼寝してぐっすり眠ってしまった」といった理由で来られなくなった方のほか、「お茶刈りの予定がずれこんでいけなくなった」「実家のお茶の手伝いをしなくてはならなくなった」といったお茶関係のキャンセルが相次ぎ、結局、来場者がゼロとなってしまいました。

やはり村では、お茶の時期はどこもお茶一色なのかもしれません…。仕方がないので、広報に使える写真の撮影をしたり、今後のイベントについて検討したりしました。

イベントの広報について、これまでは「まずは活動を知ってもらおう」という意図でニュースレターを発行し、そこにイベントのお知らせを掲載してきましたが、今月はよりイベント告知の色合いの強い「チラシ」と、活動を知ってもらうための「ニュースレター」を片面ずつ印刷してみました。

岐阜県内の自然を生かした子育ての場所をまとめたパンフレットなどにも「みんなのおやま」を掲載してもらえるよう働きかけを行いました。

画像:みんなのおやまだより 5月号

小学校の裏山活用

昨年度、いろいろな人から小学校の裏山で遊んだ楽しい思い出話をうかがいました。しかし、近年は山に設置した施設の老朽化や安全面などの問題もあり、裏山の利用は昔ほどではないとのこと。
 
学校のすぐ裏に使いやすい山があるというのは他の地域と比べるととても恵まれたことだと思うので、もっと活用できないかと思っていました。
 
昨年度、校長先生・教頭先生に県の森林総合教育センター(通称モリノス)がやっている森の出前授業をご紹介したところ、これに応募してくださり、今年度から年数回の森の出張授業が行われることになりました。
 
6月に第一回の授業が予定されており、今月は小学校の先生方とモリノススタッフの打合せに参加したり、危険木のチェックなどを行ったりしました。来月の授業本番が楽しみです。

写真:裏山の下見

このほか、FSC(R)認証林の環境への影響を調べる水質調査、中学校の緑化少年団による枝打ち体験、シルバーリハビリ体操の会、放課後こども教室のお手伝いなども行いました。
 
今月は白川茶に触れる時間が多く、よりいっそう興味がわいてきたので、地域おこしにつなげていけるよう、さらに学びを深めていきたいと思いました。

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