カテゴリメニューはこちら

野田 恭子さんの部屋 | 2026年6月 活動報告書

みんなのおやま、大盛況!

6月14日、みんなのおやま(はなのき会館となりの村有林)で自由に遊ぶ「あそびば」を開催しました。参加者は過去最多で、親子あわせて43名もの参加があり、そのうち30名は村外からの参加(各務原市、神戸町、関市、犬山市)でした。村内からは初めて参加してくれた家族もあり、大変にぎやかで楽しいイベントとなりました。

参加者が多かった理由としては、(1)モリノス(岐阜県森林総合教育センター)の県内プレーパークカレンダーに掲載してもらったこと、(2)インスタグラムの投稿が子ども連れのお出かけ情報アカウントに紹介されたこと、(3)5月にGifutoさんに茶つみ・手もみ体験に来ていた家族が口コミで他の家族も誘い合わせて参加してくれたことなどが挙げられます。みんなのおやまだよりの裏面を、目を引くイベントチラシ形式にしたことも効果があったかもしれません。

つなわたり

参加した保護者の方からは「子どもは自然の中で思いきり遊ぶことができ、親も森林浴ができて気持ちよかった」「たき火に触れる機会がないのでとても貴重な体験ができた」「与えられたおもちゃではなく、何もないところで自分で遊びを作りだすことは子どもの成長にプラスになりそう」などの感想をいただきました。

このままリピーターが増えるとよいなと思うのですが、7~9月はみんなのおやまではかなり蚊が多いため、次回の開催にあたってはその対応策を検討する必要がありそうです。

※クリックで写真を拡大いたします。

念願かなった小学校裏山での授業

昨年度、いろいろな人から小学校の裏山で遊んだ楽しい思い出話をうかがって、「学校のすぐ裏に遊びやすい山がある」というこの恵まれた環境を、なんとかうまくいかせないかと思っていました。

そこで、教頭先生・校長先生に県の事業である「森の時間 森あそび・森まなびプロジェクト」という出張授業をご紹介したところ、これに応募していただくことができました。

無事に事業の対象に選ばれ、岐阜県立森林文化アカデミー内にある森林総合教育センター(モリノス)による出張授業が今年度4回行われることになりました。

第一回目の講師は、森林文化アカデミー在学中に大変お世話になった萩原ナバ裕作教授で、私もモリノスのスタッフとともに授業のお手伝いをしました。

小学1・2年生の合同授業で、山で自由に遊ぶ、丸太を運んで山の教室を作る、野外で体感的に算数を学ぶといった内容でした。

自由遊びや教室づくりでは、木とロープで家を作ったり、ロープを使って木に登ったり、いろいろなキノコを集めて博物館を開いたり、丸太を効率よく運ぶにはどうしたらよいかを自分なりに試行錯誤したりと、子どもたちのアイデアや創意工夫、そしてはじけるようないきいきとした楽しさが伝わってきて印象的でした。

野外での算数では、実際にロープで円を作ってみたり、「1分」とはどのくらいの長さなのか体感してみたり、サイコロを振って足し算をするゲームを楽しんだりしました。

教科書やノートの上だけでは理解しづらいことも、実物に触れたり体験したりすることでいっきに理解しやすくなる子どもがいることがわかっており、スウェーデンではこのような野外での教科学習がかなり広まっているそうです。

いろいろな学校で出張授業をしている萩原教授からも、「学校のすぐ裏に森があるのはとても恵まれた環境」とのお話があり、こうした授業をきっかけに、普段から裏山を活用する機会が増えるとよいなと思います。

※クリックで写真を拡大いたします。

幼少期の運動は、心や脳の発達にも重要

6月9日に保健福祉センターで開かれた子育て講演会に参加しました。

講師の先生のお話では、最近はしゃがむことができず後ろにひっくり返る子どもや足首や手首が固い子ども、両手を使うことが上手ではない子どもなどが明らかに増えているとのことでした。

発達の順序として、まず大きな運動(粗大運動)ができるようになってから、次に手先などの細かい運動(微細運動)ができるようになっていきます。こうした運動機能の発達は、知覚の発達・情緒の安定・落ち着きなどにも関係しているそうです。

最近はスマートフォンやタブレットに子守を任せることも多くなっていることから、かなり意識的に体の動きを取り入れた遊びをするよう心掛ける必要があるとのことでした。

運動は心や脳の発達にも重要

特に印象的だったお話としては、講師の先生が以前勤めていた支援学校では、毎日山登りをしていたというお話です。

山登りは足首や体の姿勢を保つ力を育てるのにとても効果があるとのことで、嚥下(えんげ)のしにくい子どもは足裏を踏ん張ることでうまく飲みこめるなど、足を育てることは非常に大切とのことです。

また、姿勢が悪くよくかまずに食べる子どもは学力が低下しがちというお話もありました。幼少期の姿勢や運動が、落ち着きや知覚、学習などと幅広く関係していることを再認識しました。

みんなのおやまでの活動や小学校での裏山の授業は、子どもの発達の面からも役立つ部分があるのではないかと改めて思いました。

お茶作業とボランティアの可能性

お茶関係では、品評会のお茶の選別作業に参加したり、お借りしている茶畑で中刈り作業をしたり、献茶祭にむけた草刈り作業で「ぎふの田舎応援隊」のボランティアのみなさんと交流したりしました。

ボランティアのみなさんは、草刈機では除草できない石の多い部分の草を、暑い中丁寧に手で抜いてくださいました。

ある参加者の方は、休憩時間に使うためのテント付きのテーブルセットを自作して持ってこられるなど、ボランティアを趣味としてとても楽しんでいる様子が印象的でした。その方は自分でもボランティア組織を立ち上げており、楽しみとして農作業をしたい人がたくさんいることがうかがえます。

昨年に引き続き、楽しみながら人手不足を補ったり交流人口を増やすことができるボランティアに、大きな可能性を感じました。

参加者の自作テーブルで昼食

このほか、放課後こども教室、小学校でのFSC(R)認証に関する授業や中学校の緑化少年団のお手伝い、小学校の鮎釣り体験の見学、シルバーリハビリ体操指導士の活動をしました。

また、自然を生かした子育ての魅力発信による交流人口の増加や移住・定住の促進について検討するため、根拠となるデータを集めたり、保育園の見学会に参加したりしました。

これまで小学校での活動には多く参加してきましたが、今後は保育園での自然体験活動についてもお役に立てたらと思っています。

個人のページへ戻る

活動報告書

このページをSNSに共有する

ページの先頭に戻る

文字サイズ

色の変更

閉じる